後鼻漏の簡単セルフケア!

こんにちは。はりきゅうルーム岳 大宮院です。

「喉に鼻水が流れてくる感じがする」「痰が張り付いているような違和感が続く」「何度も咳払いをしてしまう」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

その原因の一つとして考えられるのが「後鼻漏(こうびろう)」です。後鼻漏は病名ではなく、鼻水が喉の奥へ流れ込むことで起こる症状のことをいいます。

症状を和らげるためには、原因となる病気の治療とあわせて、日常生活でのセルフケアも大切です。
今回は、後鼻漏の特徴やセルフケアの方法、鍼灸でできることについてわかりやすくご紹介します。

後鼻漏とは

症状の該当箇所のイラスト

後鼻漏とは、鼻で作られた鼻水が鼻の前から出るのではなく、喉の奥へ流れ落ちる状態を指します。
健康な方でも少量の鼻水は自然に喉へ流れていますが、通常は無意識に飲み込んでいるため気になることはありません。

しかし、風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、上咽頭炎などによって鼻水の量が増えたり粘り気が強くなったりすると、喉に張り付くような違和感や異物感を覚えるようになります。後鼻漏は症状の名称であり、その背景にはさまざまな病気が隠れていることがあります。

症状

後鼻漏では、喉に鼻水が流れる感覚や、痰が絡んでいるような違和感が代表的な症状です。
そのため、何度も咳払いをしたり、痰を出そうとしても出し切れない感覚が続いたりすることがあります。

そのほかにも、慢性的な咳、喉のイガイガ感、声のかすれ、飲み込みにくさ、口臭などを伴う場合があります。特に朝起きたときは、睡眠中に鼻水が喉へ流れやすいため、症状が強く感じられることも少なくありません。

症状が数週間以上続く場合は、副鼻腔炎や上咽頭炎などが原因となっている可能性もあるため、耳鼻咽喉科で原因を確認することが大切です。

後鼻漏のセルフケア

後鼻漏のセルフケアでは、鼻や喉の粘膜を乾燥から守ることが重要です。

室内の湿度は40~60%程度を目安に保ち、こまめに水分を補給することで、鼻水が過度に粘りにくくなります。

また、生理食塩水を使用した鼻洗浄は、鼻腔内にたまった分泌物やアレルゲンを洗い流し、鼻の通りを改善する方法として広く利用されています。市販の専用製品を使用し、正しい方法で行うことが大切です。

さらに、十分な睡眠と栄養バランスの良い食事を心掛けることも、身体の回復力を保つうえで役立ちます。喫煙は鼻や喉の粘膜を刺激して炎症を悪化させる可能性があるため、できるだけ控えることが望ましいでしょう。

セルフケアを続けても症状が改善しない場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

鍼灸でできること

  • 施術の写真
  • 施術の写真

鍼灸は後鼻漏そのものや原因疾患を直接治療するものではありませんが、不快な症状の軽減を目的とした補助療法として取り入れられています。

施術では、首や肩周囲の筋肉の緊張を和らげ、血流を促進することで、喉の違和感や首肩のこりの改善を目指します。また、自律神経のバランスを整えることで、慢性的な疲労感や睡眠の質の向上をサポートし、身体が本来持つ回復力を発揮しやすい状態へ導きます。

耳鼻咽喉科での治療と鍼灸を併用することで、局所だけでなく全身のコンディションも整えながら、より快適な生活を目指すことが期待できます。

まとめ

後鼻漏は鼻水が喉へ流れることで起こる症状ですが、その背景にはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、上咽頭炎などさまざまな原因があります。
加湿や水分補給、鼻洗浄などのセルフケアを続けることは症状の軽減につながりますが、症状が長引く場合は耳鼻咽喉科で原因を調べることが重要です。

鍼灸は身体全体のバランスを整え、喉の違和感や首肩の緊張などの改善をサポートする方法の一つです。

後鼻漏や喉の不快感でお悩みの方は、ぜひはりきゅうルーム岳 大宮院までお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

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